令和3年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。

平素より、協同組合 東京都水道請負工事連絡会に対し、御理解と御協力を賜り 誠にありがとうございます。

昨年は、未だ収束の兆しが見えない新型コロナウィルス感染症による様々な困難に直面した一年でありました。

およそ一年が経過した今なお世界中で感染は広がっており、一日でも早い終息を願う所であります。

また、昨年は豪雨で九州・中部地方を中心に河川の氾濫などの災害が発生しました。

被災された方々に御見舞を申し上げると共に、一日も早い復興と新しい年が被災者の皆様にとりまして明るい年になりますようお祈りいたします。

昨年の当組合の活動を振り返りますと、通常総会の規模縮小及び書面決議の実施や新年賀詞交歓会の開催見送り、都知事への「令和3年度 東京都水道局予算要望」は、東京都水道局との協議により、密を避ける為オンラインにて行うなど、コロナ禍による制限を受けましたが、防災訓練は必要不可欠であり継続して行う事が義務と考え、例年通り行いました。災害に休みはなく時機を待ってはくれませんし、大規模地震への備えは継続して必要です。また、異なる災禍が重複することは十分に考慮しなければならないと思います。

このような状況下において、東京都水道局の協力団体としての我々の使命は、水道局が掲げる目標「安全で高品質な水道水を安定供給する事」を実現するための一助となり、都民生活と都市活動を守ることだと痛感いたしました。 

また、業界全体に目を向けますと年々深刻化する人手不足は、単純に従業員一人当たりの負担が増加するだけにとどまらず、企業の存続、更には業界の縮小化にも影響する可能性があります。

当組合としても、人材確保の為「魅力ある職場づくり」を進めるためにも、業界の活性化に全力で取り組んで参る所存です。

結びに各社益々の御繁栄と、皆様方の御健勝を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせて頂きます。


協同組合 東京都水道請負工事連絡会

       代表理事 貝澤 二郎